新車のカーリースは3年から7年の契約が主流ですが、1年から契約できる会社も増えています。
【車のサブスク1年契約のメリット】
- 短期間で異なる車種を試すことができるので、自分に合った車を見つけるのに役立ちます。
- 定期的に新しいモデルに乗り換えることで、常に最新の技術や装備を体験できます。
- 引っ越しやライフスタイルの変化に柔軟に対応できる。
【車のサブスク1年契約のデメリット】
- 購入や長期間のリースと比較して、月々の支払いが高くなることがあります。
- 1年契約の場合、中古車に限定されるなど、車種制限を受けることがある。
今回は、1年契約が可能な車のサブスクリプションサービスについてご紹介します。上記メリット・デメリットを考慮して検討してみてくださいね。
1年契約可能なおすすめサブスク会社3選
1件契約(または短期契約)可能な車のサブスク会社の中から、私が個人的に「これいいな」と思ったおすすめ会社を紹介します。
ニコノリ
ニコノリ新車は、初期費用がなく、月々5,500円から新車に乗れる車のサブスクリプションサービスです。
契約期間は1年から設定可能で、全国どこでも自宅に納車してもらえます。車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険が含まれているため、定額で安心して利用できます。
クルカ
クルカは、多様な車種を選べる点が魅力です。契約期間は1年から設定可能で、ボーナス払いの有無を選択できます。
月額料金は13,750円からで、走行距離制限は1,000kmから3,000kmまで対応しています。車検費用が込みで、任意保険もオプションで追加可能です。
ノレル
ノレルは、契約期間中に任意保険や車検費用が含まれており、1年から契約可能です。月額料金は12,870円からで、走行距離制限は1,500km/月となっています。
また、新車だけでなく、中古車も取り扱っており、契約満了後には車をもらえるオプションもあります。
車のサブスク1年契約のメリットとデメリット
まずは車のサブスクの1年契約のデメリットから見ていきましょう。
車のサブスク1年契約のデメリット
車のサブスクリプションサービス(カーリース)の1年契約にはいくつかのデメリットがあります。特に、短期間の契約には特有のリスクとコストが伴います。
以下に、1年契約のデメリットを詳しく説明します。
リース料金が高くなる
1年契約のサブスクは、長期リースと比較して月額料金が高く設定される傾向があります。これは、サブスク会社が車両の減価償却やメンテナンスコストを短期間で回収する必要があるためです。
通常、車両のコストは長期間にわたって分散させることで月々のリース料金を抑えることができます。そのため、2年、4年、6年といった長期契約の方が、1年契約よりも月々の負担が軽減されるのが一般的です。
しかし、長期リースには以下のようなリスクも伴います。
- 事故や故障によるリスク
長期契約中に発生する事故や故障に対するリスクが高くなります。 - 乗り換えの不自由さ
契約期間中は気軽に車を乗り換えることが難しくなります。
これらの点を考慮し、生活スタイルや利用環境に合った契約プランを選ぶことが重要です。
1年未満解約不可または解約金が高額になる
カーリース契約は、サブスク会社が車両の購入費用やメンテナンスコストを契約期間内で回収することを前提としています。
そのため、契約期間中の中途解約ができなかったり、できたとしても高額な解約金が発生することが多いです。
解約金は、残りの契約期間分のリース料金から車両の残存価値を差し引いた金額が適用されることが一般的です。
さらに、解約金は一括払いが基本となるため、解約時にはまとまった費用が必要です。
ただし、一部のリース会社では特定の条件下で中途解約が認められる場合があります。例えば、契約者の死亡や長期入院、海外赴任などのやむを得ない事情がある場合です。
それでも、1年未満での解約は原則として難しく、高額な違約金が発生するリスクが高いため、契約前にリース会社の契約条件や解約に関する詳細を十分に確認しておくことが重要です。
▶ KINTO(解約金0プランの場合)
▶ リースナブル (原則解約金0円) ▶ ピタクル (原則解約金0円)車のサブスク1年契約のメリット
車のサブスクリプションサービス(カーリース)を利用することで、車を所有する際の初期費用や維持費用の負担を大幅に軽減できます。
特に、1年契約のメリットについて詳しく見ていきましょう。
初期費用がかからないので経済的
車を購入する際に必要な頭金や登録費用、税金、保険料などの初期費用は、多くの人にとって大きな負担です。
通常、車を購入する際にはまとまった初期費用が必要ですが、車のサブスクではこの初期費用が不要です。
月々の定額料金だけで車を利用できるため、初期費用を理由に車の購入を躊躇している方にとって非常に魅力的な選択肢となります。
月々の料金が安いので利用しやすい
サブスクの月々の料金には、車両本体価格、自動車税、自賠責保険、車検費用、登録諸費用などが含まれているため、追加の出費が少なく、予算管理がしやすいのが大きなメリットです。
例えば、月々1万円台から利用できるカーリースと月1万円の返済が必要な自動車ローンを比較すると、カーリースの方が総合的に見て安く済む場合があります。
これは、カーリースの基本料金に多くの費用が含まれているためです。
そのため、初期費用を抑えて手軽に車を持ちたい方や、突発的な出費を避けたい方にとって、カーリースは理想的な選択肢と言えるでしょう。
車の乗り換えが容易にできる
車を利用しているうちに、ライフスタイルや必要な車のタイプが変わることがあります。カーリースを利用すれば簡単に車を乗り換えられるため、非常に便利です。
カーリースを利用することで得られる車の乗り換えのメリットは以下のとおりです。
- 解約金の心配が少ないプラン
一定期間が経過すれば解約金なしで乗り換えが可能なプランもあります。 - 多様な車種選択
豊富な車種から選べるため、ライフスタイルの変化に応じて最適な車を選べます。 - 最新モデルの利用:
常に最新の技術や安全機能を備えた新車に乗り換えられるため、最適なコンディションで車を利用できます。 - 手続きの簡便さ
リース会社が手続きを代行してくれるため、煩雑な手続きを避けられます。
このように、カーリースを利用することで、ライフスタイルの変化に合わせて簡単に車を乗り換えることができるため、非常に柔軟な選択肢となります。
車のサブスクリプションサービスの1年契約は、多くのメリットがあり、特に経済的な負担を軽減しつつ、車を手軽に利用したい方にとって非常に魅力的な選択肢です。
1年契約のサブスクは、出張先での車の利用や、経済的理由で車の購入に踏み切れない場合にとてもいいよね!
1年契約の場合、レンタカーよりサブスクの方が圧倒的にお得
1年契約で考えると、車のサブスクリプションサービスの方が経済的かつ利便性が高いです。
定額料金により予算管理がしやすく、初期費用がかからない点、車の管理が簡単である点が大きなメリットになります。
一方で、レンタカーは短期間の利用に最適ですが、1年の長期利用となるとかなり割高になります。
レンタカーを1年間借りた場合の総額
一般的なレンタカーを1年間借りた場合の総額を見てみましょう。車種や借りる場所、保険、オプションなどによって大きく異なりますが、大まかな目安として以下のように計算できます。
【日割り計算】
レンタカーの1日あたりの料金を基に計算します。例えば、1日あたりの料金が5,000円とすると、1年間(365日)では以下のようになります。
5,000円 × 365日 = 1,825,000円
【月割り計算】
月単位でのレンタルも考慮する必要があります。例えば、月あたりの料金が10万円とすると、1年間では以下のようになります。
100,000円 × 12ヶ月 = 1,200,000円
【長期割引を考慮】
多くのレンタカー会社では、長期レンタルに対して割引が適用されることが多いです。例えば、20%の割引が適用されるとします。
1,200,000円 × 0.8 = 960,000円
【 保険・オプション費用】
保険や追加オプションの費用も加算されます。例えば、保険が月1万円、その他オプションが月5,000円とすると、
(10,000円 + 5,000円)× 12ヶ月 = 180,000円
【総額の見積もり】
上記の計算を合計します。
960,000円(基本料金) + 180,000円(保険・オプション) = 1,140,000円
したがって、一般的なレンタカーを1年間借りた場合の総額は約1,140,000円となります。
サブスクサービスを1年利用した場合の総額
車のサブスクリプションサービスを1年間利用した場合の総額は、レンタル車種や契約内容、保険、オプションサービスによって異なりますが、大まかな目安を以下に示します。
【サブスクリプションサービスの月額料金】
多くのサブスクリプションサービスは月額固定料金で提供されます。一般的な料金範囲としては、以下のようになります。
- エントリーレベル(小型車):月額 30,000円 ~ 50,000円
- ミッドレンジ(中型車):月額 50,000円 ~ 70,000円
- ハイエンド(高級車):月額 70,000円 ~
ここでは、中型車のサブスクリプションサービスを月額60,000円と仮定します。
【保険・オプション費用】
保険やオプションサービスは月額料金に含まれていることが多いですが、追加でかかる場合もあります。ここでは、追加の保険やオプション費用を月額10,000円と仮定します。
【総額の計算】
1年間(12ヶ月)分の料金を計算します。
月額料金(60,000円) + 保険・オプション費用(10,000円) = 70,000円
70,000円 × 12ヶ月 = 840,000円
【長期契約割引の考慮】
サブスクリプションサービスでも、長期契約割引が適用されることがあります。例えば、年間契約で5%の割引が適用されるとします。
840,000円 × 0.95 = 798,000円
【総額の見積もり】
上記の計算をまとめると、一般的なサブスクリプションサービスを1年間利用した場合の総額は約798,000円となります。
サブスクの方が約30万円も安くなります!
1年未満契約可能なサブスクプランもある
カーリースの中には、最短1ヶ月から利用できるものもあります。
最短1ヶ月から利用可能な車のサブスクサービス
最短1ヶ月から利用できるサービスを紹介します。
ニコリース
ニコリースは、最短1ヶ月から利用できる柔軟なサブスクリプションサービスです。
まず、ニコリースは1ヶ月単位で契約ができるため、短期間だけ車が必要な場合にも対応できます。また、月額料金には保険やメンテナンス費用が含まれており、追加費用の心配がありません。
例えば、出張や旅行など短期間だけ車が必要な時に、ニコリースを利用することで、必要な期間だけ車を借りることができます。
さらに、車種も多様で、自分のニーズに合った車を選ぶことができます。
Cool MINT マンスリープラン
Cool MINTのマンスリープランも、最短1ヶ月から利用できる便利なサブスクリプションサービスです。
Cool MINTは、1ヶ月単位で契約できるため、必要な期間だけ利用が可能です。月額料金には車両代、保険、メンテナンス費用が含まれており、安心して利用できます。
例えば、引越しや一時的な車の必要性がある場合に、Cool MINTのマンスリープランを利用することで、手軽に車を利用できます。
また、契約手続きも簡単で、ウェブサイトから申し込みができるため、迅速に利用開始できます。
最短6ヶ月から利用可能な車のサブスクリプションサービス
短期間よりも少し長めの利用が必要な場合に適したサービスを紹介します。
GMSリース
GMSリースは、最短6ヶ月から利用できる柔軟なサブスクリプションサービスです。
GMSリースは、6ヶ月単位で契約が可能で、長期的な車の利用にも対応しています。月額料金には車両代、保険、メンテナンス費用が含まれており、長期間の利用でも安心です。
例えば、長期のプロジェクトや出張など、6ヶ月以上車が必要な場合に、GMSリースを利用することで、安定して車を利用することができます。
また、契約期間中に車のメンテナンスや保険の心配をする必要がないため、安心して利用できます。
これらのサービスは、それぞれのニーズに応じた柔軟な契約期間と包括的なサービス内容を提供しており、利用者にとって非常に便利です。
まとめ
1年契約が可能な車のサブスクは、柔軟なプランを提供しているため、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢です。
特に、リースや購入に比べて初期費用が少なく、車種の変更や追加オプションも簡単に行える点が特徴です。
また、定期的なメンテナンスや保険が含まれているため、煩わしい手続きや追加費用を気にすることなく利用できます。
車のサブスクを検討している方は、自分のライフスタイルに合ったプランを選び、快適なカーライフを楽しんでください。