特に「ディスプレイオーディオ専用車」や「電装制御と連動した車」は、ナビの取り付けそのものが設計上ムリなことも。
買ってから気づいても手遅れなので、事前確認が命です。
「カーナビなんて、あとから付けられるでしょ?」……実は、そう思っている人ほど要注意です。
最近の車は、昔のように“ポン付け”できるような設計ではなくなっています。特にここ数年で増えているのが、以下のような「後付け困難な構造」です。
- 一体型モニター搭載車
→ ナビとエアコン・操作パネルが一体化。交換不可。 - ディスプレイオーディオ専用設計車(例:トヨタの新型)
→ スマホ接続前提の設計で、そもそも社外ナビの設置を想定していない。 - 車両制御とナビが連動している車
→ ナビを外すと、安全装備や空調制御に支障が出るリスクあり。 - 2DINスペースが存在しない車
→ ダッシュボードにナビを入れる“枠”すらない。 - EV(電気自動車)の一部
→ 電源取り出しが特殊で、DIYではまず無理。保証失効のリスクも。
「知らずに買ってしまって、後から“付かない”と知った」では遅いんです。でも逆にいえば、このポイントを事前に確認しておけば失敗は防げるということ。
次は、「じゃあ、どんな車なら後付けしやすいの?」について解説します。
カーナビ後付けに向いている車・向いていない車
ナビ後付けのしやすさは「2DINスペース」と「電装のシンプルさ」がカギです。
ナビが純正前提で設計された車や、車両制御と連携している車は要注意。
逆に、“ナビレス仕様”や“社外ナビ適合車”なら、後付けはかなりスムーズです。

じゃあ、どんな車なら後付けしやすいの?これ、カーナビを選ぶ前に知っておくべき重要なポイントです。
実際、自分の車が「向いてるのか・向いてないのか」を見極めるだけで、ナビ選びや業者選びの精度がグッと上がります。
後付けしやすい車の特徴
「ウチの車、ナビ後付けできるのかどうか…」これ、最初に気になるポイントですよね。
で、ここが判断できないまま「とりあえずナビ買った」となると──取付できずにムダ金を払うという最悪パターンになりがちです。
だからこそ、まずは【後付けしやすい車の特徴】をチェックしておきましょう。ざっくり言えば、「シンプルな構造+社外ナビ想定の設計」がカギです。
2DINスペースが確保されている車

ナビ後付けの最大の前提がコレ。ダッシュボードに“ナビを差し込む枠”があるかどうかです。
このスペースのことを「2DIN(ダブルディン)」と呼びます。
高さ約10cm × 幅18cmの規格サイズで、市販の多くのナビ製品がこのサイズを基準に設計されています。
このサイズに対応していれば、多くの市販ナビが取り付け可能です。
最初からナビが付いていない“オーディオレス仕様”車
これは“後付けしてくださいね”とメーカーが言ってるようなもの。
オーディオレスグレードは、ナビやオーディオを購入者側で自由に選べるようにしている仕様です。
この場合、ダッシュボード内の構造も社外ナビを前提に設計されているので、後付けがスムーズにいくことがほとんどです。
メーカーサイトやナビメーカーの「適合表」に載っている車種
パイオニア(カロッツェリア)やケンウッドなど、ナビメーカーが出している「取付対応表」。
ここに自分の車種・年式・型式が掲載されていれば、取り付けパーツの型番や注意点もわかるようになっています。
つまり、「この車にはこのナビとこの部品でOK」が最初から分かる。
電装系がシンプル(特にガソリン車・軽自動車)
「配線が難しくない=後付けしやすい」です。
最近のEVやハイブリッド車は、電源の取り出しやセーフティ機能との連携が複雑になっていて、ナビ1つ取り付けるのにもセンサー連動・車両設定・CAN通信と、ハードルが爆上がりしてるんですよね…。
一方で、昔ながらのガソリン車や軽自動車は、構造が単純。DIYも現実的に可能なケースが多いです。
過去に社外ナビの施工事例が豊富な車種
ネットで「車種名+ナビ後付け」などで検索すると、DIYブログやYouTubeなどの情報が出てくる車種は、それだけ施工事例が多いということ。
つまり、取り付けの難易度が低めで、パーツも市場に出回っている可能性大です。
✅ 2DINスペースがあるか
✅ オーディオレス仕様か
✅ ナビメーカーの適合表に載っているか
✅ 電装が複雑すぎないか
✅ ネットで施工情報が見つかるか
このあたりを押さえておけば、「うちの車、ナビ後付けいけるな」という判断が、素人でも十分できるようになります。
後付けが難しい・不向きな車の特徴
「じゃあ逆に、後付けしづらい車ってどんなの?」ここを知っておくと、ナビ選びの失敗を未然に防ぐことができます。
最近はパッと見ではわからない“ナビ不可の構造”が増えてきてるから、注意すべきポイントをきちんと押さえておきましょう。
インパネ一体型のナビが搭載されている車
これ、めちゃくちゃ多いパターンです。たとえば最近のトヨタ車によくある「センターディスプレイ」系。
見た目はかっこいいけど、操作ボタンやエアコンパネルと一体化していて、ナビ部分だけを取り外して交換することがほぼ不可能です。
ディスプレイオーディオ専用設計の車
これは一見「画面がある=ナビっぽい」ので混乱しやすいけど、実はナビ機能が内蔵されていないケースです。
しかも、社外ナビの後付けができるように配線やスペースの余地が用意されていない。つまり「メーカー想定:スマホナビで済ませてね」ってことです。
ナビと車両機能が連動している車
最近のカーナビは、もはや“道案内”だけの存在ではありません。
たとえば──
- エアコン操作
- 燃費・タイヤ空気圧の表示
- 駐車センサーの設定
- ステアリングリモコン制御
こういった“車両本体の操作”までナビと連動している車だと、社外ナビに交換した瞬間に、連動機能が使えなくなる可能性大。
社外ナビに替えた途端、エアコンの設定が効かなくなる──そんな“地獄絵図”も現実に起きているんです。
純正オプション装備が多すぎる車
メーカー純正のナビ周辺に、
- バックカメラ
- 360度ビュー
- 車両センサー連携
- 純正ドラレコ
- ETC内蔵連動機能
など、周辺オプションがガチガチに組み込まれてる車も要注意。
結論、これらの車に共通して言えるのは──
- スペースはあっても構造的にムリ
- 配線や通信がメーカー独自すぎる
- 内装ごと全部改造する必要がある
という【“見た目は普通”でも中身が地雷】なケースがあるということ。
もし、ここまでの内容を読んで、「うちの車まさにこれに当てはまるかも…」と感じたなら──ここからが本題です。
実は、“ナビ後付けができない車”にも、きちんとした代替策や対応方法があります。
むしろ、無理にナビを付けようとして失敗するより、最初から“今の車に合った選択肢”を選ぶ方が賢明です。
後付けできない車でもあきらめる必要はない
- ディスプレイオーディオのスマホ連携機能を活用する
- オンダッシュ型・ポータブルナビを使う
- ナビ後付けに強い専門業者(例:ナビ男くん)に相談する
「後付けができない=ナビを使えない」ではありません。その車の構造に合った“別のルート”を選ぶことで、快適なナビ環境はしっかり手に入ります。
オンダッシュ・ポータブルナビという選択肢
ナビの後付けができない車でも、“画面付きでナビを使う”という選択肢はちゃんとあります。
その代表が「オンダッシュナビ」や「ポータブルナビ」と呼ばれるタイプ。
これらはダッシュボードの上に設置するタイプのナビで、ダッシュボード内にスペースがなくても、配線や加工なしで使えるのが最大のメリットです。
メリット:取り付け簡単・低コスト・買い切り式
- 取り付けが簡単:基本的には電源をシガーソケットから取って、ダッシュボードに置くだけ
- コストを抑えられる:有名どころでも2〜3万円台で手に入るモデルが多い
- 買い切り型:月額料金なしで使い続けられる(通信機能なしモデル)
例えばパナソニックの「ゴリラ」シリーズなんかは、地図の見やすさ・検索精度・起動スピードともに高評価。
「スマホナビだと画面が小さくて見づらい…」という人にも、専用画面でしっかり案内してくれるポータブルナビは根強い人気があります。
デメリット:配線が露出しやすく、見た目がスマートではない
- シガーソケットから電源を取るため、コードが目立つ
- ダッシュボードの上に乗せるため、スタイリッシュさには欠ける
- 地図更新が別途有料 or 手動なケースもある
なので、デザイン重視の人や、「内装の美観を保ちたい」というタイプの方にはやや不向きかもしれません。
とはいえ、「とにかくナビとして使いたい」というニーズに対しては、このジャンルは依然として超有力な選択肢です。
“できない”と言われたら、まずは専門業者に相談する

「ディーラーで『これはナビ後付けできませんね』って言われた…」そんな声、近年ほんとうによく耳にします。
でも、そこで終わらせてしまうのはちょっと早すぎるんです。
「ディーラーで断られたから…」とあきらめる前に、専門業者に相談してみるのが正解です。
【ナビ男くん】なら、ディーラーNGの車種でも施工実績が豊富です。
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ディーラーがNGでも、専門業者なら“通せる道”がある
ディーラーやカー用品店がNGを出す理由の多くは──
- 配線加工が必要
- ナビの固定が困難
- 車両システムとの連携リスクが高い
といった、“メーカー保証や作業リスク”が絡むため。
でも、逆に言えば──そのあたりの知識と経験があるプロなら、対応可能なケースも多いということ。
「ナビ男くん」が選ばれる3つの理由
たとえば、後付けナビの専門業者で有名な【ナビ男くん】では、以下のような理由から依頼が殺到しています。
1.ディーラーNG車種でも施工実績がある
「断られたけど、ナビ男くんで付けられた」──そんなリアルなレビューがネット上でも多数見つかります。
特に「ディスプレイオーディオ車」「インパネ一体型ナビ」など、難易度の高い車種にも対応できる技術力が魅力。
2.出張取付に対応している(全国対応)
ナビ男くんの最大の特徴は、自宅や勤務先で施工してもらえる出張型サービス。
- 移動の手間なし
- 作業時間も明確
- その場で動作確認まで完了
忙しい人にとっては、これ以上ない安心ポイントです。
3.専門業者だからこその安心保証
- 施工後の動作保証
- 車両への影響にも配慮
- 万が一のトラブルにも専属スタッフが対応
DIYや量販店とはレベルの違う、“アフターサポートの安心感”が手に入ります。
まずは「相談だけ」でもOK
「うちの車、いけるのかな…?」と悩んでるなら、まずは公式サイトから無料相談フォームに送ってみるだけでも大丈夫。
- 車種・年式・グレードを入力
- ナビ後付けが可能かどうか判定
- 必要な機材・金額も事前にわかる
実際、「相談してみたら意外と簡単だった」というケースは少なくありません。
後付け前にチェックすべき3つのポイント
- 自分の車が後付け対応車かどうか
- どこまで自分で取り付けできるか
- 保証や安全性にリスクがないかどうか

「後付けできる車です」と言われたからといって、すぐにナビをポチってしまうのはちょっと危険です。
この章では、“取り付け前の最終チェック”として押さえておくべきポイントを解説していきます。
自分の車が「後付け対応」かを再確認する
ここまででも紹介したとおり、ナビの後付けには向き・不向きの車があります。
でも、「2DINがある=必ずOK」ではありません。
同じ車種でも、年式やグレードによって「配線が合わない」「ナビ裏が特殊設計」なんてケースが実際にあります。
対応確認は“3点セット”で見るのが基本
- 車種・型式・年式
- 現在ついているオーディオ(もしくはナビ)の仕様
- ナビメーカーの適合表での照合結果
自分で取り付けできるかどうか、正しく判断する
ネットを見ると「DIYでナビ取り付けてみた!」という動画やブログが山ほど出てきます。でも、あれって実は【一歩間違うと事故レベル】の話なんです。
DIY可否の基準は“3つの判断軸”
- 必要な工具・配線知識があるか
- 取付スペースの確保が明確か(2DIN)
- 車両への加工が不要な構造かどうか
この3つが揃っていない場合は、無理にDIYするのはやめた方が無難です。
自己責任で壊してもOK」な人以外は要注意
- 電源の取り方を間違えると、ヒューズ飛び or 警告灯点灯
- 配線が甘いと、走行中にナビが落ちる
- 車両保証が無効になる可能性もある
保証・安全面・施工リスクも踏まえて判断する
「ナビを後付けすること=何かを“変える”こと」。その変更が、他の機能や保証に影響を与える場合もあります。
純正保証への影響を確認
ナビ取り付けに関してよくある注意点は、
- 車両保証が一部無効になる可能性(特に新車)
- 配線加工による不具合が自己責任になる
- エアバッグやセンサー類に影響を及ぼすリスク
“業者選び”で防げるリスクもある
プロに依頼する場合でも、「どこに頼むか」で仕上がりや保証の内容が大きく変わります。
ナビ男くんのように「車種別のノウハウと保証が整っている」業者なら、リスクは最小限に抑えられます。
失敗を避けるには、ナビ選びよりも「準備と確認」が重要です。
- 車両側の対応状況
- 自分のスキル
- 施工リスクと保証の知識
この3つをしっかり押さえておけば、後悔せずに「満足できる後付けナビライフ」が手に入ります。
【まとめ】ナビ後付けで後悔しないための3ステップ
ナビ後付けは「できる/できない」だけじゃない。“適切な方法を選べるか”がすべてです。
この記事では、後付けの可否だけでなく、「あなたの車に最適なナビ環境をどう整えるか?」を3つのステップで整理しました。

STEP1. 自分の車が“後付け対応”かを確認する
- 2DINスペースの有無
- ディスプレイオーディオ or 純正ナビの仕様
- 適合表・取付可否のチェック
まずはここを押さえないと、せっかくナビを買っても「付かない or 不具合あり」になるリスク大。
STEP2. 自分に合った“ナビの選び方”を見直す
- スマホ連携(CarPlay/Android Auto)で十分か?
- オンダッシュ型 or ポータブルナビの選択肢は?
- 見た目/利便性/コストのバランスはどうか?
「後付けできるからこれにしよう」じゃなくて、“生活スタイルに合った形でナビを使えるか”を基準に考えるのが正解。
STEP3. 専門業者に任せるという選択肢も持つ
「ディーラーでNG」と言われても、“ナビ男くん”のような専門業者なら対応可能なケースは多々あります。
結論:ナビは「後付けできるか?」より「最適な形で使えるか?」が大事
「この車じゃナビ付けられないかも…」とあきらめる前に、今回紹介した選択肢をぜひ一度チェックしてみてください。
- いまの車の“仕様”を正しく理解し
- 自分に合った方法を選び
- 必要ならプロに相談する
この3ステップさえ押さえれば、あなたのドライブ環境は、グッと快適になりますよ。
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