ディスプレイオーディオとカーナビの違い|どっちが向いている?使い方別に比較

ディスプレイオーディオとカーナビの違い・選び方を比較したイメージ画像

「ディスプレイオーディオとカーナビって何が違うの?」

新車購入やナビ交換を検討していると、このように迷うことがあります。

見た目は似ていますが、実際には地図の仕組みや使い方が大きく異なります。

そのため、どちらが優れているかではなく、自分の使い方に合う方を選ぶことが大切です。

例えば、スマホ連携や動画視聴を重視する人もいれば、通信環境を気にせず安定した案内を求める人もいます。

この記事では、ディスプレイオーディオとカーナビの違いを比較しながら、それぞれが向いている人の特徴や選び方を分かりやすく解説します。

結論|普段スマホナビを使うならディスプレイオーディオ、車だけで完結したいならカーナビ
  • GoogleマップやYahoo!カーナビを使うことが多いならディスプレイオーディオ向き
  • 地図更新費用を抑えたい人もディスプレイオーディオ向き
  • CarPlayや動画視聴を活用したい人もディスプレイオーディオ向き
  • 通信環境を気にせず使いたいならカーナビ向き
  • 長距離運転や山間部を走る機会が多い人もカーナビ向き
  • スマホ接続なしで車だけで完結したい人はカーナビ向き
この記事で分かること
  • ディスプレイオーディオとカーナビの違い
  • それぞれのメリット・デメリット
  • ディスプレイオーディオが向いている人
  • カーナビが向いている人
  • 迷ったときの選び方
目次

ディスプレイオーディオとカーナビの違いを比較

ディスプレイオーディオとカーナビは見た目が似ていますが、仕組みや使い方には大きな違いがあります。

特に大きな違いは、地図を表示する方法です。

まずは比較表で全体像を確認してから、それぞれの特徴を見ていきましょう。

違いが分かる比較表

比較項目ディスプレイオーディオカーナビ
地図スマホアプリを利用本体内蔵
地図更新自動・無料が多い有料の場合あり
価格比較的安い高め
通信環境スマホ通信を利用基本不要
スマホ連携得意機種による
テレビ視聴機種による機種による
動画視聴拡張しやすい機種による
オフライン利用苦手得意

特に迷いやすいのが、ナビアプリと車載カーナビの違いです。

ディスプレイオーディオはGoogleマップやYahoo!カーナビなどのナビアプリを車の画面で使う仕組みです。

一方で、カーナビは本体に地図データを持ち、スマホ接続なしでルート案内できます。

一見すると似た機器ですが、実際には考え方そのものが異なります。

ディスプレイオーディオはスマホを活用することを前提とした機器であり、カーナビは車単体で使えることを前提とした機器です。

この違いを理解すると、自分に合う方を選びやすくなります。

ディスプレイオーディオはスマホを活用する前提の機器

ディスプレイオーディオは、スマホと連携して使うことを前提に作られた機器です。

Googleマップ、Yahoo!カーナビ、Appleマップなどの地図アプリを車の画面に表示して利用します。

そのため、地図データはスマホアプリ側で更新されます。

従来のカーナビのように地図更新用のSDカードを購入したり、更新作業を行ったりする必要はありません。

最近の新車でディスプレイオーディオの採用が増えているのも、スマホとの連携を重視する人が増えているためです。

つまりディスプレイオーディオは、「画面付きカーナビ」ではなく、「スマホの地図アプリや音楽アプリを車の画面で使う機器」です。

普段からスマホの地図アプリを使っている人なら、目的地検索やルート確認も同じ感覚で使えます。

一方で、通信環境に左右される点はカーナビとの大きな違いです。

「ナビアプリで十分か、車載カーナビが必要か」は、普段走る場所とスマホ接続への抵抗感で決まります。

カーナビは車だけで完結できる機器

一方でカーナビは、本体の中に地図データを持っています。

スマホを接続しなくても目的地検索やルート案内ができるため、車だけで完結して使えるのが特徴です。

また機種によっては、

  • 車速センサー
  • ジャイロセンサー

などを利用しながら現在地を補正しています。

そのため、トンネルや高架下などGPSが不安定になりやすい場所でも比較的安定して案内しやすい傾向があります。

最近はスマホナビの性能も向上していますが、

「スマホ接続を気にせず使いたい」
「車だけで完結したい」

という人からは、今でもカーナビが選ばれています。

ディスプレイオーディオがスマホ中心の機器だとすれば、カーナビは車中心の機器と言えるでしょう。

ディスプレイオーディオのメリット・デメリット

ディスプレイオーディオは、スマホとの連携を前提に作られた機器です。

地図更新の手軽さやアプリの使いやすさが魅力ですが、人によっては不便に感じる部分もあります。

ここでは、ディスプレイオーディオのメリットとデメリットを整理します。

地図が自動で更新される

ディスプレイオーディオの大きなメリットの一つが、地図更新の手間や費用を抑えられることです。

GoogleマップやYahoo!カーナビなどの地図アプリは、基本的に自動で更新されます。

そのため、新しい道路が開通した場合でも比較的早く反映され、従来のカーナビのように地図更新用データを購入する必要もありません。

長く使うほど、更新費用の差を感じやすいポイントと言えるでしょう。

普段スマホで使っているアプリを車でも使える

ディスプレイオーディオは、CarPlayやAndroid Autoとの相性が良いのも特徴です。

スマホを接続することで、

  • Googleマップ
  • 音楽アプリ
  • ポッドキャスト

などを車の画面から利用できます。

普段スマホで使っているアプリをそのまま活用できるため、
新しい操作を覚える負担も比較的少ないです。

なお、CarPlayについて詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

【関連記事】▶ CarPlayワイヤレス化とは?有線との違い・メリット・デメリットを解説

電波が弱い場所では地図やアプリが使えなくなることがある

一方で、ディスプレイオーディオにはスマホに依存するという弱点もあります。

地図アプリの利用自体で大量の通信量が発生することは一般的には少ないものの、通信環境が不安定な場所では使い勝手に影響する場合があります。

例えば、

  • 山間部
  • 地方の一部エリア
  • 電波の弱い場所

などです。

また、スマホのバッテリー残量や接続状況も利用しやすさに影響します。

そのため、

「スマホを活用したい人」

には便利ですが、

「車だけで完結したい人」

にとっては手間に感じることもあります。

カーナビのメリット・デメリット

ディスプレイオーディオの普及が進んでいますが、今でもカーナビを選ぶ人は少なくありません。

その理由は、スマホに頼らず使えることや、ルート案内の安定感にあります。

一方で、本体価格や地図更新費用がかかるというデメリットもあります。

ここでは、カーナビのメリットとデメリットを見ていきましょう。

通信環境がなくてもルート案内できる

カーナビは本体の中に地図データを持っています。

そのため、スマホの電波状況に左右されずルート案内ができます。

例えば、

  • 山間部
  • 郊外の一部地域
  • 電波が弱い場所

でも利用できます。

スマホの通信量や接続状況を気にせず使えるのは、カーナビの大きな特徴です。

トンネルや高架下でも現在地がズレにくい

カーナビはGPSだけでなく、車速センサーやジャイロセンサーを利用している機種があります。

そのため、GPSが届きにくい場所でも現在地を補正しながら案内を続けます。

例えば、

  • 長いトンネル
  • 高架道路
  • 地下駐車場の出入口付近

などです。

スマホナビでも十分使える場面は多いですが、案内の安定感という点ではカーナビに強みがあります。

本体価格や地図更新費用がかかる

カーナビのデメリットは費用です。

ディスプレイオーディオと比較すると、本体価格は高くなる傾向があります。

また、機種によっては地図更新にも費用がかかります。

新しい道路が開通した場合でも、自動で反映されるとは限りません。

そのため、

「できるだけ費用を抑えたい」

という人は、購入前に本体価格だけでなく地図更新費用も確認しておくことが大切です。

そうそう、ウチのカーナビ。

地図更新費用ケチって10年以上更新していないので、新しい高速道路やトンネルを走っている時に、山中や海上を走っていることになってるんだよね汗。

ディスプレイオーディオとカーナビはどっちが向いている?

ここまで、ディスプレイオーディオとカーナビの違いを見てきました。

ただ、実際に知りたいのは

「自分にはどちらが合うのか」

ではないでしょうか。

どちらが優れているかではなく、普段の使い方によって向き不向きは変わります。

ここでは、それぞれが向いている人の特徴を整理します。

ナビアプリで十分な人とカーナビが必要な人

ディスプレイオーディオで使うナビは、GoogleマップやYahoo!カーナビなどのナビアプリが中心です。

普段からスマホの地図アプリで目的地検索をしている人なら、ディスプレイオーディオでも違和感なく使えます。

なお、走行中はディスプレイオーディオでもカーナビでも、目的地検索や住所入力が制限されることがあります。

走行中にナビ操作できない理由と助手席でも操作できないときの対処法もあわせてご覧ください。

一方で、カーナビは本体に地図データを持っているため、スマホの通信環境に左右されません。

山間部を走る機会が多い人、長距離運転が多い人、スマホ接続を毎回気にしたくない人は、カーナビの方が合っています。

つまり、普段の移動や街乗りが中心ならナビアプリでも十分です。

通信環境を気にせず車だけで案内を完結させたいなら、カーナビを選ぶ方が安心です。

こんな人はディスプレイオーディオ向き

ディスプレイオーディオが向いているのは、スマホを活用したい人です。

例えば、

  • 普段からGoogleマップを使っている
  • 地図更新費用を払いたくない
  • CarPlayやAndroid Autoを使いたい
  • Spotifyなどのアプリを車でも使いたい
  • 車両購入費をできるだけ抑えたい

このような人なら、ディスプレイオーディオのメリットを活かしやすいでしょう。

特に最近はスマホナビの性能も向上しているため、日常利用や週末のドライブが中心なら不満を感じる場面は多くありません。

こんな人はカーナビ向き

カーナビが向いているのは、車だけで完結したい人です。

例えば、

  • スマホ接続が面倒
  • 通信環境を気にしたくない
  • 長距離運転が多い
  • 山間部へ行く機会が多い
  • 安定したルート案内を重視したい

このような人にはカーナビが合っています。

また、仕事で車を使うことが多い人や、知らない土地へ行く機会が多い人もカーナビの安心感を感じやすいでしょう。

迷ったら今の不満から考える

どちらにするか迷う場合は、今の車に感じている不満を整理してみるのがおすすめです。

例えば、

今の不満向いている選択肢
地図が古いディスプレイオーディオ
地図更新費用が高いディスプレイオーディオ
動画やアプリを使いたいディスプレイオーディオ
電波がない場所でも使いたいカーナビ
スマホ接続なしで使いたいカーナビ

何に不満を感じているか整理すると、ディスプレイオーディオとカーナビのどちらを選ぶべきか判断できます。

ディスプレイオーディオは便利ですが、使い方が合わないと購入後に不満が残ります。

選ぶ前に、ディスプレイオーディオで後悔しやすい人の特徴も知っておきましょう。

ディスプレイオーディオを選ぶ前に知っておきたいこと

ディスプレイオーディオは地図表示だけでなく、スマホ連携や動画視聴などさまざまな使い方ができます。

ただし、車種やナビの仕様によってできることは異なります。

ここでは、よく調べられている内容を紹介します。

CarPlayやAndroid Autoは使える?

ディスプレイオーディオの魅力の一つが、CarPlayやAndroid Autoを利用できることです。

スマホの地図アプリや音楽アプリを車の画面で操作できるため、普段使っているアプリをそのまま活用できます。

また、最近はワイヤレス接続に対応した機種も増えています。

詳しくは以下の記事で解説しています。

【関連記事】▶ CarPlayワイヤレス化とは?有線との違い・メリット・デメリットを解説

NetflixやYouTubeは見られる?

車内で動画を楽しみたい人も増えています。

ただし、NetflixやYouTubeを視聴できるかどうかは、車種や接続方法によって異なります。

必要になる機器も変わるため、事前に確認しておくことが大切です。

詳しくは以下の記事で解説しています。

【関連記事】▶ 車でNetflixやAmazonプライムを見る方法

HDMIや後付けには対応している?

動画視聴や機能拡張を考えている場合は、HDMI入力や後付け対応の有無も重要です。

ただし、対応可否は車種だけでなく、ナビ型番や仕様によって変わります。

購入後に

「接続できなかった」

とならないよう、事前確認がおすすめです。

詳しくは以下の記事で解説しています。

【関連記事】
車にHDMIは後付けできる?
ディスプレイオーディオは後付けできる?

今の不満を解決できる方を選ぶ

ディスプレイオーディオとカーナビは、それぞれ得意なことが異なります。

そのため、「どちらが人気か」ではなく、「今の不満を解決できるのはどちらか」で考えることが大切です。

地図更新が面倒

今使っているカーナビに不満がある理由が、

  • 地図が古い
  • 更新費用がかかる
  • 更新作業が面倒

なら、ディスプレイオーディオを検討する価値があります。

GoogleマップやYahoo!カーナビなどの地図アプリを利用するため、地図データはアプリ側で更新されます。

そのため、「新しい道路が載っていない」という不満は解消されます。

【関連記事】▶ 古いカーナビは地図更新するべき?

動画やアプリを使いたい

最近はナビだけでなく、

  • Netflix
  • YouTube
  • Spotify
  • Amazon Music

などを車内で利用したい人も増えています。

こうした使い方を考えているなら、ディスプレイオーディオの方が選択肢は広くなります。

特にスマホとの連携を活用したい人には向いています。

通信環境が不安

一方で、

  • 山間部を走ることが多い
  • 電波が弱い地域へ行くことが多い
  • スマホ接続を気にしたくない

という人は、カーナビの方が安心です。

カーナビは本体内に地図データを持っているため、スマホの通信状況に左右されません。

また、長距離運転が多い人や仕事で車を使う人にも向いています。

自分の車に何が付けられるか分からない

ここまで読んで、「自分の場合はどちらが合うんだろう?」と思った人もいるかもしれません。

実際には、

  • HDMIを後付けできるか
  • 動画視聴に対応しているか
  • ディスプレイオーディオへ変更できるか

などは車種だけでなく、ナビ型番や仕様によって変わります。

そのため、自分で調べても判断が難しいケースは少なくありません。

HDMIやディスプレイオーディオの対応可否は、車種だけでなくナビ型番や仕様によって変わります。

自分で判断が難しい場合は、購入前に確認しておくのがいいでしょう。

まとめ|スマホを活用したいならディスプレイオーディオ、安定した案内を重視するならカーナビ

ディスプレイオーディオとカーナビは、どちらが優れているというものではありません。

それぞれ得意なことが異なります。

  • GoogleマップやYahoo!カーナビを使うならディスプレイオーディオ
  • 地図更新費用を抑えたい人もディスプレイオーディオ
  • CarPlayや動画視聴を活用したい人もディスプレイオーディオ
  • 通信環境を気にせず使いたいならカーナビ
  • 長距離運転や山間部を走ることが多いならカーナビ
  • スマホ接続なしで使いたいならカーナビ

迷ったときは、「今の不満を解決できるのはどちらか」で考えてみてください。

スマホを活用したい人はディスプレイオーディオ、通信環境を気にせず使いたい人はカーナビが向いています。

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